言葉

言葉とイメージ

わが吐息君が吐息に 触るるときはじめてそこに 秋風を生むなほそこに保名と黄なる 蝶ありぬ芝居がえりの 夜のまぼろし 『墨』って雑誌が図書館にあって、バックナンバーをなんとなあく眺めていたら面白い文章を見つけた。第七回『墨』評論賞 準大賞(石川九…

『村野藤吾の建築 模型が語る豊饒な世界』@目黒区美術館

特別講演会:長谷川堯「村野藤吾が私たちに伝えるもの」さらりっと一周した感じでは、あれ、これ、わからない? みたいに感じた白い構成の群が、四時間にわたったおはなしの後では生き生きとしたものへと変わって。 これが”ひゅーまん・すけーる”の力か。 や…

平倉圭『ピカソ他を分解する(部分的に遮蔽された)』@Take Ninagawa

六角形(また)キターーーーーーーーーーー!

『さらば、愛の言葉よ』(2014)Adieu au langage

大括弧―緩やかにみつめるためにいつまでも佇む、装置作者: 中西夏之出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 1989/04メディア: 単行本 クリック: 52回この商品を含むブログ (2件) を見る無茶苦茶面白い本だった.... これを今まで知らずに生きてきたなんて....いや…

(歌は模倣である。

しかしあらかじめ存在する何物をも模倣することがない模倣である。歌は「謎」を模倣する。謎を模倣することで、歌は人間を作り、世界を作るのである。音楽の謎とは、この世界のなかで人間がある還元できない特異な次元を形成してしまうことの謎である。)(形…

『朝日美術館 西洋編9 ボナール』(1997)

図書館で借りた。 初めて(いや大岡信のがあったか)ボナールについて腑に落ちる文章を読んだ気がする(というほど外国語が出来るわけでも努力して渉猟したわけでもないが)。 やはり自分で手を動かしている人のいうことは面白い(面白いことを考えつくには手を動…

『her 世界でひとつの彼女』(2013)Her

赤。ピンク。オレンジ。黄。白。 折れた木。フクロウは飛ぶ。 ついかいじゃう脇。若さ。 五歳。美しい子どもたち。サマーの後にはオータムが。(でも、でも奇跡は。。。。有ります!確信)

「戦後日本住宅伝説―挑発する家・内省する家」@埼玉県立近代美術館

面白かった! 以下、建築のケの字も知らない人が適当に書いてます。 どれが一番良いかってきかれたら、それは丹下健三のが一番いい。これに越したことはない。が、そうは都合よく行かないから皆さん苦労していらっしゃるのだろう。どれが一番面白かったかとき…

『絵画の時間 24のエピソード』@ブリジストン美術館

久々の銀座はどこもここも休み。カッぺどもめ!!!!(by山だし)しかたがないのでブリジストンへ。 絵に時間があるのなんてあたりまえじゃないですかやだなあ改まってとか言うほど真面目にキャプションを読まなかったごめんなさいでもどうでもよい。 ミレーの…

やめられない(やってないから)

今週のお題「アイドル」 『五つ数えれば君の夢』、地味にヒット(とは何?)しているようでよかった。 夏の終わりに東京に戻ってきたらまた観よう。 でも、主役の子たちのことをもっと知りたくなった、というようなことは今のところない。今までもなかった。 …

『ロベルトは今夜』(1979)Roberte

二度目。素晴らしかった。字幕がないのでなんだかよくわからなかったけれど素晴らしかった。ダニエル・シュミットはここから大きな影響を受けているのであろう(それでも処女作と最後の作品のせいで彼は倒錯者側から革命w者側へ分類されてしまうのか)。ロベル…

『音から作る映画1 映画としての音楽』(2014)(って表記をしていいもんだか.....@アップリンク・ファクトリー)

クリスティーヌ・ビュシ・グリュックスマンの『バロック的理性と女性原理』。バロックって何だろ?と思って図書館で借りて読んだのだが、そうゆう用途には一番向いてなさそうな本だった。でも突然出てくるのだ、サロメが。 アップリンクの近くには松涛美術館…

『MOTアニュアル2014 フラグメント―未完のはじまり』@東京都現代美術館

福田尚代 言葉への愛憎。美的なものから離れようとしても、鉛筆には色がある。趣味の良さ、いい事なのかどうか。観ている分にはたのしいけれど。 高田安規子・政子 トランプ絨毯欲しい。外の展示を見つけようとしてうろついていたら閉館時間で不審者扱い。 …

『スノーピアサー』(2013)Snowpiercer

シンボルというよりはアレゴリーなのでは?(あまり詳しくはないが) (想像力を使って)〜キャストもかぶっている。 タカがトンビを産む!(謎!) 魚が裂かれ、天使が墜落する、一つの象徴体系の終焉、でも、だからこそ、帰依し護っていかなければならない、という考…

『聞こえない木下さんに聞いたいくつかのこと』(2013)

エ口い。