藤森照信の茶室学―日本の極小空間の謎作者: 藤森照信出版社/メーカー: 六耀社発売日: 2012/04/20メディア: 単行本 クリック: 2回この商品を含むブログ (5件) を見る(磯崎:プランでお茶室が発生する状態を見たら、これは書院造のきちんとした端っこにちょこ…

我輩は施主である (中公文庫)作者: 赤瀬川原平出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2001/01メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 69回この商品を含むブログ (12件) を見る『利休』(1989)で実現できなかった茶室、かたちはちょっと変わったけれど実行したみた…

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千利休―無言の前衛 (岩波新書)作者: 赤瀬川原平出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1990/01/22メディア: 新書購入: 4人 クリック: 35回この商品を含むブログ (48件) を見る『利休』(1989)は観た覚えはある。 ひとつのシーンも記憶になくて、しかし面白かった…

『日本人が愛した官窯青磁』@東京国立博物館

良かった。汝窯、特に川端康成の旧所蔵なるもの。自分の思っている"青磁"の概念に一番近い感じ。 歴史的なことが苦手なのだが、秘色と呼ばれもする様々な"青磁"があって、「東窯」というのも、ほとんど探し求めること自体が創ることと重なっているような面白…

一番の悩みは

あまりにも単純過ぎて悩みようがないこと

柳宗悦『茶と美』、1986年版で読んでいるんだが、ムネヨシって(目はいいのかもしれないけど)嫌なやっちゃなー、というのが素直な感想である。 朝鮮物の持ち上げ方が、いかにもうわーって感じで、さすがに今時はこんな人はいないと思うが、思いたいが.....。…

『茶と美 -柳宋悦の茶-』@日本民藝館

とても面白くて、居心地も良くて、ついつい長居をしてしまった。 スリップウェアが良い。呉須地三段重(作者忘れた)の青もきれい。 しかしまだ若輩者のせいか、瀬戸なんかの薄灰色、薄墨色の美は分かったとは言い切れず、それよりは紅色の釉の美しさに目がいっ…