『茶と美 -柳宋悦の茶-』@日本民藝館

とても面白くて、居心地も良くて、ついつい長居をしてしまった。
スリップウェアが良い。呉須地三段重(作者忘れた)の青もきれい。
しかしまだ若輩者のせいか、瀬戸なんかの薄灰色、薄墨色の美は分かったとは言い切れず、それよりは紅色の釉の美しさに目がいってしまうお年頃。
併せてやっていた朝鮮陶磁の白づくし、可憐できゅっとするようなところもあり、大変素晴らしいのだが、こんなのに嵌まったら金がかかってしょうがないだろうな、などというつまらない感想も同時に浮かんだ。

機会があればもう一度行きたい。