一年ほど前にみた。

[父]と[母]と[弟妹]といつも一緒に行動している。とりたてて仲が良いというわけではないみたい。
父の実家は動物園なのかも。
ラマの不当な取り扱われ方、赤いバンドみたいなもので体をむちゃくちゃに固定され台車に乗せられ大きなダストシュートのような出口の方へ。
Stephen Malkmusのニュー・アルバムを私たちで共同製作するらしい。ミーティング。父の家はちょっと黒沢清の『リアル』での綾瀬はるかの家に似ている。
ミニゲーム? 両手で持った小さなボードの上で赤い玉を転がし、途中の罠にはまらないようにしてゴールの穴まで持っていく。
Malkmusのこれまで出した作品や、他の人の作った参考になりそうなアルバムを聴いていく。自分たちがプロデュースしたものもある。
わざとらしくわかり易いデザイン、一般向け? でも万が一間違えて買ってしまう人たちがいたらどうする? いや一曲目からきちんとplayすればわかるはずだ、とか何とか議論。
純和風の家、大量の家具や荷物。見ていて嫌になるくらい。
音作りは凝った洒落たものが良いのか、それとも、あえて80年代風チープ路線を狙うのか? 彼の考えはよく読めない。(アメリカ人だからな)
この前のアルバムがそんな感じで、玉も[正常]な円状のコースの上をまっすぐ行くように仕込まれている、と思いきや、逸脱する仕掛けなども組み込まれているようでもあり....
(ここでアルバムのコンセプトづくりと玉入れゲームとが等価であることに気付き目が覚める。)