エリー・デューリング『イメージの同時性』@日仏会館

昨日。前情報ほとんどなしで。
アンチ・ロマン主義のひとらしいというのでどうなる事かと思ったが、面白かった。
マクルーハン、ヴォリンガー、ベルクソン、アインシュタイン、バシュラール、遠近法、アイソメトリック、漂う注意力、ネッカーの立方体、ジョージ・ケペシュ、ドローネ、サルトル、アナモルフォーセス、バルトシャイテス、リオタール、フジハタマサキ、磯崎新、アナクロニスム、、、、
プレゼンが達者。
日本の人(といってもピンキリだろうが)のは、比べると、紙芝居と『マイノリティ・レポート』(話の中にも出てきた)の差がある、といってもかかるお座敷の数が違うのだろうから単純比較してはいけないかもしれないが。
デューリングさんは頭切れるだけではなく(同時通訳の人からもう少しゆっくり、お願いとメモが出された)イケメンでもあった。これからの学者はこういう人と勝負してかなければならないのだとしたら大変なことであるなあ、と思った。

sika