(「おまえには、特別の許しをあたえよう、

それは、おまえが動物を愛していることと、勇敢だからだ。ただ、条件がある。それは、朝日がのぼるまでに森を出ることだ。失敗したら、ずっと森に残ってもらう。もう一つの条件は、おまえには出さない。それは、ここで起こったことをいっさい、人に話さないことだが、おまえには守れないことがわかっているからだ。しかし、だいじょうぶだ。おまえの話すことを、人間はぜったいに信じないと、わたしにはわかっている。」)