(おまえの議論は

答が一つとして出てきそうもないので /もう迫力に乏しくなりつつあった。もしそれが灰塵に /帰すとしても、しばらく前にもうその時は来ていた /というだけのこと、それよりも、さあいいか― /もしかしたら、もう一つの生がそこ、誰も知らない /くぼみに溜めこまれているのかもしれない、私たちではなく /それこそが変化なのかもしれない、われわれは本当は /それなのかもしれない、もしそこへ私たちが戻って行けて、 /そこで目に見える通りに  )